
都立大学駅にあるシーズン花達さんはレンガ造りの上品な建物が象徴的なお店。
1981年創業の老舗で目の肥えたお客様たちに長く愛されています。
今回はシーズン花達さんをご紹介いたします。
品格のあるお店
店名のシーズン花達とは、シーズン=四季 花達=植物の総称 という意味合いから名付けられており、四季折々の植物で感動と癒やしをお届けしたいという想いが込められています。
お店の特徴は、なんといっても植物をヒトのように大事に・大切に扱っていること。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、例えば切り花は暑すぎたり寒すぎたりすると疲弊してしまい弱ってしまいますので、それを避けるために切り花は冷蔵ショーケースに格納しお客様にお届けするまでお花にとって最適な環境にキープしています。近年のお花屋さんはお花をお客様が手に取れる場所に出してあるお店が増えていますが、こちらではしっかりとお花の鮮度が保たれる環境が整えられています。

また状態が悪くなってきたお花は一切売らないようにしているそうです。お花屋さん的には廃棄がもったいないので安くても売りたいところですが、シーズン花達さんでは元気な状態のものしかご提供しないとのこと。お客様からの日持ちが良く丈夫と評判なんです。
お店の格が感じられますし、お客様としては信頼して利用できる間違いないお店だと思います。
観葉植物も同じで、一日のなかで天候に応じて置き場所を変えたりケアを怠らないようにしていたりと、植物ファーストの考え方が貫かれています。

サービスのこだわり
幅広い客層の方に支持されており、個人から法人まで年代も様々に利用されているとのこと。
そんなお客様への商品づくりの際にはお客様の思いを伝達して作品に表現することを心がけており、お客様の好みや利用シーン、ギフトなら贈る相手の情報などまでしっかりとヒアリングを行い、必要があれば逆提案も行うようにしているそうです。こうしたプロセスにも老舗の高いサービスレベルが表れているように感じました。


2022年にはハナタチ便というサブスクサービスも開始。
週1や隔週など好きな頻度で配送してくれるもので、スタッフさんが手渡しで持ってきてくれるため暑い時期にポストでお花が傷んでしまうような悲劇もありません。また珍しいのが自分の好みの花や置く場所といった情報も踏まえて花材を選定してくれるそうで、寄り添ったサービスを提供されています。
法人向けにはHANAMUKEというサービスにも参画しています。
開店祝いなどでお祝い花を贈られる際の定番は胡蝶蘭ですが、スペースが広くない店舗等の場合には胡蝶蘭の取り扱いに苦慮されてしまうことも。そこで胡蝶蘭に変わりどういった装飾が良いかを贈られる側の方と調整するサービスで、開店祝い兼開店時の店舗装飾にも繋がるということで喜ばれているサービスなんです。

老舗の伝統を守りつつ新たなチャレンジを行っていく素敵なお店でした。皆様もぜひご利用してみてください。

今回ご紹介したお店はこちら
店舗名 | Season HANATACHI-シーズン花達 |
営業日時 | 11:00-20:00*冬季休業日を除く |
住所 | 東京都目黒区八雲1丁目2−2 |
公式WEBサイト | https://hanatachi.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/s.hanatachi1981 |