【お花屋さんインタビュー#8】シロミミリュウ-shiromimiryu-@大阪・中津

三好さんいわく、うちは癖のある植物が多いお店なんですとのこと。
実際に品揃えを拝見するとすぐに納得がいきました。
どれも色や形が個性的で他のお花屋さんとは明らかにラインナップが異なっていて、かわいいというよりも、「落ち着いている・渋い・かっこいい・味がある」そういうものが多くあり、唯一無二のお店という印象を受けました。

お花初心者の方はもちろんのこと、お花に詳しい方にとっては「こんなお花あったの！」「なにこの珍しいお花！」と心弾むような、そんなお品ばかり。これをもらった方は他の人に自慢したくなることも多いんじゃないかなーと思います。

そんな三好さんのセンスに惹かれたお客様が集まってくるようで、お客様の半数以上は男性が占めているそう。しかもSNSではなく口コミの紹介で来る方が多数とのこと。お客様の満足度が高いからこその現象だと思います。すごいです。

そして売れ筋は「癖のある系のもの」なんだそうです。みんな三好さんが選んだものがお好きなんですね。

枝物もたくさんご用意されていました。枝物もかっこいい味のあるものばかりで、飲食店やアパレルショップなどの装飾にもぴったりだと思いました。お店の方必見です◎

ラッピングもshiromimiryuさんの雰囲気が溢れた大人な雰囲気。
男性がプレゼントするときにも気兼ねなく贈れるデザインだと思います。

実は植物だけでなく、店内には多くの花瓶も並んでいます。
そしてここにもこだわりが。なんと、多くが海外のヴィンテージ花瓶なんです。
ヴィンテージ陶器を代表する存在であるドイツのFAT LAVAやJapanの70年代モノやアメリカのヴィンテージなどなど、花瓶好きにはたまらないものばかりが並んでいました。

フラワーベース好きな方は本当に必見です◎
無くなってしまう前にぜひ。

自称花屋マニアの私としてはお店の内装が味のあるお花屋さんというのはあまりお目にかかれない印象がありますが、shiromimiryuさんはまさに味のある、長居したくなる素敵なお店でした。

まず畳で靴を脱いで入るスタイルのお店という点から。実際に靴を脱いで入ってみるとリラックスしてお花を選べる、そんな感想を持ちました。

そして内壁も三好さんがご自身で塗り上げたという漆喰壁。木屑を混ぜてザラザラ感を表現したというこだわりよう。お店のロゴも壁に手彫りされたそうで、本当になんでも出来てしまうすごい方。

お花屋さんでありながら展示スペースのような、そんなおしゃれな空間でした。

shishimimiryuさんに行かれる際はお花はもちろん店内も味わっていただきたいです。

お店にお邪魔して感じたのは、こんなにおしゃれでセンスのある方なら絶対に素敵な商品を作ってくださると感じましたし、人気なのも大納得でした。皆様もぜひ足を運んでみて下さい。